明日、将来建築家を目指すという高校生が来所するので、兵藤事務所の目的、ビジョンをまとめ、彼らがしてくる質疑を想定しておこうと思う。
想定問答
建築家になるにはどうしたらよいですか?
これから受験なので、大学の建築学科やまちづくり科に行くのが良い選択になる。建築に関する仕事は様々ある。
- 建物を設計する
- 構造や設備を設計する
- 都市や地域を計画する
- 建設会社で施工する
- インテリアを設計する
- 建築史や保存を研究する
- 行政で建築やまちづくりに関わる
何を勉強すればよいですか?
まず大学へ行くことが現在の課題 ≫ 数学、英語、物理(化学、生物も可だが大学によって受験科目の条件が異なるので、事前に調べること)の勉強をする。国公立希望ならば、国語と社会(できれば日本史・世界史がよい)も勉強する。
建築士の資格を取るための勉強
予備校へ行くのが近道です。但しとても高額です。勤め先によっては予備校の費用の一部を負担してもらえるでしょう。最近は AI を活用した安価な学習システムもあるようです。
建築学科へ入学してから、建築を深く考えるための勉強
- 美術(実技、美術史、建築史)、世界史、哲学、文学、英会話
- 良いとされる建築を見に行くこと。
- しかしその権威に囚われると思考停止になってしまう。
- 多く見ることによって、その型がだんだん分かってくる。
- ごく普通の建築でも面白いことがあるという気づきが得られる。
- 勉強という訳ではないが、役に立つ楽しいこと。
- 街を歩くこと。旅をすること。その地の人と話してみること。
- 写真を撮ること。絵を描くこと。文章を書くこと。
- 料理、洗濯、掃除の家事をする。
- これらは設計するためのベースとなる。
- 体験からその場所・空間を分析することができるようになる。
- 他人にその良し悪しを説明できるようになる。
- 自分の好みの建築と良いと評価される建築を区別できるようになる。
仕事で楽しいこと、つらいことは何ですか?
楽しいことは、設計をしているとき。難しい様々な条件がピタッと計画に組み込むことができたとき。つらいことは、良い建築になりそうなのに、事前プレゼンテーションが気に入られず、契約に至らなかったとき。施主や現場とのコミュニケーションがうまくいかないとき。
AI に聞いた想定質問集
--------------- AI ココカラ ---------------
高校生からは、理念よりも具体的な日常について質問される可能性があります。
仕事について
- 一日中、図面を描いているのですか?
- 一軒の家が完成するまで何年かかりますか?
- 一度に何件くらい設計しますか?
- 建築家と工務店は何が違いますか?
- 現場では何をするのですか?
- お客さんはどうやって事務所を見つけるのですか?
- スタッフとはどのように仕事を分担していますか?
能力や進路について
- 絵が上手でないと建築家になれませんか?
- 数学が苦手でも大丈夫ですか?
- 模型はつくりますか?
- パソコンでは何のソフトを使いますか?
- 建築士の資格は必要ですか?
- 大学ではどのような課題をしますか?
- 建築学科は忙しいですか?
- 海外留学や英語は必要ですか?
- AIによって建築家の仕事はなくなりますか?
独立について
- なぜ自分の事務所をつくったのですか?
- 最初の仕事はどうやって得たのですか?
- 仕事がない時期はありましたか?
- 独立することに不安はありませんでしたか?
- 建築家として生活していくのは大変ですか?
特に「どうやって仕事を得るのか」は、高校生には見えにくい部分です。ウェブサイトからの問い合わせが仕事につながってきたことや、完成した仕事から紹介が生まれることを話すと、建築家も設計以外に、発信、撮影、文章、経営を行っていることが伝わります。
--------------- AI ココマデ ---------------
こうやって想定質問を AI に作ってもらうと、自分では気が付かなかったことがたくさんあるなぁ、と思う。
私から高校生に聞く質問
- どうして建築に興味を持ったのですか?
- 建築家という仕事の、どの部分に興味がありますか?
- 好きな建物や場所はありますか?
- 自分の家や学校で、好きな場所はありますか?
- 反対に、居心地が悪いと感じる場所はありますか?
- 絵、写真、工作、数学、歴史などでは、何が好きですか?
- 将来、住宅、公共建築、街づくりのどれをやってみたいですか?
- 今日、特に見たいものや聞きたいことはありますか?