「HAVE WE MET? -見知らぬ君へ」を観て | 無聊写記赤坂の国際交流基金フォーラムで開かれているアジアの若いキュレイターの共同企画による展覧会である(詳細はこちら)。NHK教育テレビの番組「新日曜美術館」で昨年取り上げられていたある作品が非常に印象深く忘れられなかったので、時間を見つけて行って来た。 小林洋子 「時積層」 テレビで忘れられない印象を残したこの作品は、正方形の薄い紙が、紙とほぼ同じ断面積の垂直に立ててあるアクリルチューブの中をゆっくりと落ちるというシンプルなものだ。 作品の画像を見つけたので、(こちら)も見て頂きたい。 紙の大きさは約30センチ角で、普通のコピー用紙のようである。アクリルチューブの長さは4~5メートル位で、透明な柱....
辛酸なめ子の着物のけはひ『千羽鶴』川端康成 | 雑誌『七緒(nanaoh)~着物からはじまる暮らし~』の公式サイト(プレジデント社)ノーベル文学賞の対象作品の一つである『千羽鶴』は、茶道の世界観が主軸で、日本の美しい情緒が漂う作品。菊治という二十代の青年と、彼を取り巻く四人の女性たちの複雑で妖しい関係が描かれています。 物語は、鎌倉・円覚寺でのお茶会の場面から始まりま...